【住宅購入】かしこく準備!住まい探しのコツと資金計画

こんにちは、大分市のアシスト不動産の福田です!
今回は住宅購入において理想の住まいの条件を整理してみましょう。
・戸建てorマンションどちらがいいのか迷っている。
・家族の意見がバラバラで話が進まない!
・家を購入するときの諸費用についても知っておきたい。
という悩みを持っていませんか。
本記事では住宅購入のSTEP1希望の条件を整理して予算を決める
を詳しく解説します。前の記事が気になる方はこちらをどうぞ。

戸建てorマンションどっち?

まず戸建てとマンションのメリット、デメリットを書き出してみました。

戸建てのメリット

・敷地や建物の全てを自由に利用できる
・生活音や子どもの足音などを気にせず生活できる
・駐車場は敷地内に確保できる

戸建てのデメリット

・土地購入費用などの関係で駅や中心部へのアクセスが悪くなる
・売却しづらい

マンションのメリット

・鉄筋鉄骨コンクリートなど構造がしっかりしている
・土地の利用効率が良いため駅近や商業施設の好立地でも価格が抑えられる
・転勤などの際、買い手がつきやすい

マンションのデメリット

・敷地内でも専有部分のやベランダなど共用部部分には使用制限がある
・騒音や生活音などのトラブルが起きやすい

希望条件のチェックリスト

□希望する住まいの形態(戸建てorマンション)
□希望する地域・路線・利用駅
□最寄駅からの距離
□希望する入居時期
□購入予算
□周辺の環境
□部屋数・間取り
□日当たりなど
□設備(食洗機・浴室乾燥など)
□その他(ペットの飼育やピアノ演奏など)

ご自分のライフスタイルにあった納得できる物件を選びましょう。

住宅購入時にかかる諸費用とは?いつ?誰に?

不動産購入時、土地や建物の購入代金以外にも不動産登記費用や住宅ローンを借りるための保証料・手数料、仲介手数料など多くの費用がかかるものです。これらを総称して「諸費用」といいます。諸費用の額は購入する物件によって異なりますが、資金計画を立てる上でおおよその金額を把握しておきましょう。ここでは住宅購入時にかかる諸費用の項目と支払い先について解説します。
主な諸費用(物件価格の8%〜10%程度が目安です。)

・登記手数料・・・登記手続きを依頼する司法書士への報酬
・ローン諸費用・・・ローン手続きをする金融機関への事務手数料、保証料
・仲介手数料(媒介報酬)・・・宅建業者へ 税抜売買価格×3%+6万円(上限)
・税金・・・登録免許税、印紙代、不動産取得税、固定資産税の清算金
・保険料・・・火災保険料(保険会社へ)
・その他・・・引越し費用、家具家電購入費用、フェンスやポストなどの外構費

諸費用がかかるタイミングとしては売買契約時やローン融資手続き時となります。ローン手続きをする場合には物件価格プラス諸費用を合わせた金額でローン申請することも可能です。
なお、決算後に不動産取得税の支払いが必要になりますので、不動産を取得した日から60日以内に最寄りの県税事務所に申告書の提出が必要です。

頭金って必要?どのくらい用意するの?

「家が欲しいけどもっとお金を貯めてから」「車のローンが終わってからでないと家が買えない」このように考える方はたくさんいらっしゃいます。住宅購入において必ずしも頭金を用意する必要はありません。「貯金がないのに家を買えるのか」という不安もあると思います。
実は頭金を貯めるために住宅購入を待つよりもすぐに買ってしまった方がお得な場合もあります。例えば現在家賃5万円の部屋に住んでいるとします。5年後にマイホームを購入するとして住宅購入資金を毎月3万円貯蓄すると3×60ヶ月で180万円たまります。
ですがその間支払った家賃は5万円×60ヶ月で300万円になってしまいます。
さらに金利も5年後には上がる可能性がありますので、早く購入した方がお得になる場合もあります。頭金が用意できる場合は無理なくローンの返済ができるように物件価格の20%を目標としましょう。

自己資金が足りない場合どうするの?

自己資金が足りないときは親などから借りたり、資金援助してもらえるか検討してみましょう。 親などから資金援助が受けられる場合には、税金についての優遇措置があるので対象かどうか確認してみましょう。

親などからお金を借りる

両親などからお金を借りる場合には、借用書を取り交わし利息を付けて毎月決まった日に返済するといったことをしなければ贈与と見なされてしまう場合がありますので注意が必要です。

親などから援助を受ける

■相続時精算課税制度の特例

父母または祖父母から住宅取得費資金の贈与を受ける場合この特例の提供を受ければ、控除額(2,500万円)までの贈与税が非課税となります。

■贈与税の住宅取得等資金の非課税制度

父母または祖父母などから住宅購入資金の贈与を受けた場合にこの制度の適用を受ければ、所定の額を限度に贈与税が非課税となります。

住宅ローンの基礎知識を学ぼう

フラット35と一般的な住宅ローンの違いは?

■フラット35とは

住宅金融支援機構が民間金融機関と提携した住宅ローンで、断熱性、耐久性等一定の基準に適合した建物で申込者本人またはその親族が住む住宅の購入時に利用できるローンです。
最長35年間全期間固定金利となります。ずっと固定金利なので返済計画が立てやすくなります。

■一般の住宅ローンとは

金融機関独自の住宅ローンは住宅性能等に規定はなく、建築基準法に適合していれば利用できますので、幅広い物件が融資の対象となります。金融機関によって条件が異なりますので、詳しくは各金融機関にお問い合わせいただくと良いでしょう。

固定金利と変動金利の違い

■固定金利型

融資を受けた時点の金利が完済するまで変わりません。金利が一定なので完済するまでの返済計画が立てやすいのですが、他の金利タイプに比べると金利がやや高い傾向にあります。

■変動金利型

金利は年2回見直されますが、返済額は5年ごとに見直されます。低金利時代には返済負担が軽くなりますが、金利が上昇した場合、予定通りに元金の返済が進まない可能性があります。

■固定金利選択型

借入当初から一定期間に限って金利が固定されます。固定金利期間は計画的に返済が進みますが、期間満了後に返済計画を組み直すため先々の負担が大きく変わる可能性もあります。

住宅ローンでは何が審査されるの?

①人物審査・・・申込者の年齢や家族構成、勤務先や年収、健康状態などを審査します。カーローンなどの他の借り入れの有無や返済状況などもチェックされます。
②物件審査・・・敷地の権利形態や、建築基準法に適合しているかどうかまた、適正な価格で売買されているかなどを中心に審査します。

まとめ

住宅購入において資金計画というのは重要になります。「本当に返済できるだろうか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。購入検討の段階でしっかりとした資金計画をたてておくと安心してマイホーム購入を進められます。自分や家族のライフスタイルを考慮して月々返済額から購入可能金額の上限を決めておくといいでしょう。
自分では判断しかねる場合はお気軽にご相談ください。

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